2014年4月16日に韓国で起きた大型旅客船が転覆・沈没した「セウォル号沈没事件」は記憶に新しいですよね。
当時、セウォル号には乗客、乗員合わせて476人が乗っており、299人の死者・5人の行方不明者を出す韓国史上最多の犠牲者を出した運輸事故となりました。
事故当時のセウォル号船長であったイ・ジュンソクさんは、乗客乗員を置き去りにして逃げ出したと言われています。
そこで今回の記事では、「セウォル号の船長(イ・ジュンソク)はなぜ逃げた?現在は?」と題してセウォル号の船長(イ・ジュンソク)さんについて調査しました。
是非最後までご覧ください。
セウォル号の船長(イ・ジュンソク)はなぜ逃げた?
2014年4月16日、セウォル号が転覆・沈没した際に、船長のイ・ジュンソクさんは「私は一般市民だ」と偽り、最初に船から救助されています。
なぜ、最初に逃げたのかと言うと、
からだと考えられています。
さらに、イ・ジュンソクさんは逃げたあと、海水で濡れた1万ウォン札を宿舎で乾かしていたことや、事故当時、操縦室を留守にし、船長室でスマホゲームをしていたことも分かっています。
乗客・乗員約500名を乗せた船の船長であるイ・ジュンソクさんがとった行動には、韓国だけでなく、世界中から非難の声が集まりました。
また、セウォル号沈没事故では船長だけでなく、船員も十分な避難誘導をすることなく、自らだけが助かるといった行動をとっています。
船長・乗組員が適切な避難誘導をとっていれば、多くの乗客が助かった可能性があっただけに、責任が問われますよね。
船長が自らのことしか考えていなかっただけに、日頃から船員への指導も十分にされていなかったのではないでしょうか!
セウォル号の船長(イ・ジュンソク)の現在は?
セウォル号の船長イ・ジュンソクさんの現在は、刑務所に収監され服役中です。
乗客を残したまま転覆中の船から逃げ出したとして、不作為による殺人罪で「無期懲役」の判決を受けました。
最高裁では、イ・ジュンソクさんが自らが助かるために乗客300名を事実上水死させたと言い渡しました。
具体的な収監場所は公表されていないため明らかになっていません。
まとめ
今回は「セウォル号の船長(イ・ジュンソク)はなぜ逃げた?現在は?」と題して、2014年4月16日に韓国で起きたセウォル号沈没事件のイ・ジュンソク船長について調査しました。
事故当時、300名以上の乗客を乗せていたにも関わらずイ・ジュンソク船長は自らの命を守るために一目散に脱出しました。
結果、セウォル号沈没事件では299名の死者、5名の行方不明者がでることとなりました。
事件後、イ・ジュンソク船長は殺人罪で無期懲役の刑を受けることとなりました。
今後、このような事故が起きないことを祈りましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。